誇大広告じゃないのか?この二つの冬用器具。
Facebookの広告に出ていた暖房器具を2つ買ってみましたが、2つともハズレでした。
▼電気ファンヒーター
1つは小さい電気ファンヒーターですが、広告によりますと小さいながらもすごいパワーで部屋全体を温める・3秒即暖ということなのですが、実際にスイッチを入れてみると出てくる風はドライヤーと同じ程度。ちなみに2台買いました。
手を前に置いてみましたが、50cmぐらい離れると温度を感じなくなるぐらいの弱い風で、せめて風呂の脱衣所とかトイレで使えればと思ったんですが、全くダメですね。ドライヤーレベルの風を部屋で出したからと言って部屋が温まるはずもないです。
もうちょっと詳しく書きますと、そもそもこれ、コンセントに入りませんでした。コンセントの形状が明らかに日本のコンセントとは違います。先端が大きくなっているのが分かりますか?
こういった形状ですからコンセントに入りませんでした。
それでこういったアダプターが付いていたんですが、このアダプターにコンセントを突っ込んで、このアダプターを家の壁のコンセントに突っ込むのだろうということは分かりました。
それで延長コードにこのアダプターを突っ込んでみたのですが、バネで弾き返されたように勝手に出てきてしまいます。
アダプターを何回も見てやっと気づきましたが、この部分が奥に引っ込んだままコンセントに入れようとしてもふにゃふにゃと勝手に出てきます。
ということに気づくのにずいぶんとかかりました。説明書もないんですからね、全く不親切な。
それでどうにかこうにか電気がつながって作動させたのですが、スイッチはこれ一つだけです。
これをオンとオフにするだけ。温度の設定とかそういうものはありません。
消費電力は380Wと書いてありまして、380Wだから節電できるということなのですが、ちなみに一概に比較はできないものの、家にある電気ストーブのこの1本をつけた状態が350Wです。
パワーはこれと同程度ということでしょうか。電気ストーブの場合は棒状のものが熱を出しますが、こちらは温風が出てきます。380Wの温風ですからとても弱々しいです。音は威勢良いのですが。
だいたい高さ20cmくらいの大きさです。これでエアコンの代わりになるはずもありません。
そういうことでとてもではありませんが1部屋温めるというレベルではありません。机の上に置いて手が暖かくなるかなという感じです。
▼車に積もった雪をあっという間に溶かす装置。
車に積もった雪を、空気を振動させてあっという間に溶かすという装置。
広告の動画を見ますと、車のどこかに貼り付けて作動させると、もうみるみる間に車に積もった雪が溶けていきます。
フロントガラスはあっという間にきれいになるし、天井もボンネットも雪が溶けていきます。
これはすごいというので買ってみましたが、実際に動かしてみると、とても効果があるような感じではありませんね。一応実験してみました。
パーティーやキャンプで使うこういう大きいコップに氷を作って、この氷が5分でどの程度解けるか実験してみました。
ですが、この装置を充電した後スイッチを入れて5分経っても全く何も変わりません。全く解けません。先端が青く点滅しますから、作動しているのは分かります。
この装置、小さい箱に2つ入っているだけで説明書も充電ケーブルもありません。しかも充電の形状はUSB-Cではありません。
家にあったスマホ用のイヤホンマイクの充電ケーブルの形状がたまたまこれに合ったので、たまたま充電することができました。
だいたいこの機械、あまりにも重さが軽いので試しに重さを測ってみると13gでした。
これって外のカバーだけの重さじゃないのか?とても中に機械が入っているとは思えないんですけど。
2つ合わせて15000円ぐらいでしたかね。両方とも中国製。なんか誇大広告増えましたね。全くの無駄な出費でした。
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