偽装入院

自分の知り合いが、交差点で信号待ちをしていました。前にはトラックが一台。その時突然、後ろからすごい衝撃がきて、彼の車は前に跳ね飛ばされました。
 
居眠りしてた後続車が、友人の車に追突して跳ね飛ばされたわけです。彼の車はそのまま前のトラックに突っ込みました。ですから、前も後ろもぐちゃぐちゃです。
 
前のトラックの運転手が降りて来て
 
「わりゃ、居眠りかーっ!」
 
と彼に詰め寄りましたが、彼は「違う、違う、後ろ後ろ!」
 
と後ろを指差すと、トラックの運転手は
 
「うおーっ!」と声を上げ、そのまま何も言わなくなりました。
 
事故処理が済んで何日か経った時に聞いたのですが、そのトラックの運転手は一週間ほど入院したそうです。
 
先頭にいて、あのくらいの衝撃で入院するような怪我になるはずもなく、なんで?って感じですが。
でも、入院保険は出るでしょう。
 
こういう話はよく聞きます。自分の嫌いな男で、些細な事故だったにも関わらず、一ヶ月入院した男もいました。
 
また、別のケースですが、信号待ちで追突されて、その人は大怪我ではなかったのですが首が痛くなったらしく、
「これはチャンスじゃ。せっかく当ててもらったんじゃけぇ、活用せんと損じゃ。」
と、何やら喜んでる様子でした。
 
事故に巻き込まれたイコール「金」と思うのも、色んな人間に共通した意識でしょうか。
では、自分はそんな時どうするかといえば、気が小さいので(^_^;)、多分怪我の具合も正直に伝えて保険屋さんの言う通りでしょう。後でごたごた揉めたり恨みを買いたくないですし。

2017モデルコラントッテ(Colantotte)。男女兼用磁気ネックレス。

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