初期のEMSマシンの副作用の記事

パッドを当てて電気の刺激で筋肉を運動させる、いわゆるEMSマシンは様々な種類のものが販売されていますが、自分が持っているのは一番初期の頃に発売された「アブトロニック」というものです。2002年に買ったもので今でも時々使ってます。腰痛の時にも使ってます。これが日本に初めて登場したEMSマシンだったような気がしますが。。
 
2002年当時、まだこのマシンが日本に登場して間もない頃は、本当に効果があるのかどうかと、すごい話題になり、いろんなメディアに取り上げられました。その中で週刊文春が「副作用について」という記事を載せたことがあります。
 
本自体はもう手元にありませんが、以下は、当時の掲示板に投稿した自分の文書です。2002年ですから、今から11年前の記事です。
 
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Res:吉田(865) 投稿日 : 2002年4月20日<土>00時24分
○○さん。そのページ(ネット上の文春の広告)だけ見てきました。文春はこっちでは明日発売らしいです。
「米国食品医薬品局も警告! 80万台バカ売れ・腹筋ダイエット器具アブトロニックに重大副作用」ってタイトルですね。何が書いてあるんだろう? 
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Res:吉田(014) 投稿日 : 2002年4月21日<日>00時53分
 
買ってみました、文春。全部で3ページほどの記事です。4ヶ月で80万台売れてるとか。すげぇな。。全部は写し切れませんが、だいたいの要点だけ。
 
その副作用というのは、「腹部に長時間使用すると、内蔵を刺激して、下痢や吐き気、女性は失禁などの症状が出ることがあります。また、出力の上げ過ぎによって低温やけどの可能性もあります」というものでした。
 
更に筋発達のことについても触れられていましたが、
「電気の刺激によって人間の筋力が通常の30%アップするということはこれまでの研究結果からはっきりしています。
ですが、それはかなり強い刺激を与え、我慢の限界までやらないと筋力のアップは期待できません。いつでもどこでもお気軽に巻いている状態では筋発達は期待できないでしょう。」ということらしいです。
 
しめくくりとして「楽して痩せるのは無理です。運動して、なおかつひもじい思いをしなければ痩せません。」となってます。なるほど。
――――<ここまで>
 
ネットで調べましたら、確かにそういった可能性はあるということで、心臓に不安のある人、あるいは病気の時や、皮膚に炎症やかゆみがある時、生理中のお腹まわりなどには使用しないように、とのことでしたが、マシンに限らず、人間の身体に作用するものは全て、「人によってはこういった可能性があるので注意が必要です。」というのは共通の注意書きであって、タイトルに「警告!」や「重大副作用」という言葉を入れるのは、今思えば不安をあおって、発行部数をかなり意識した記事の書き方だったのでは?という気はします。
健康である人が使用することに関しては、ほとんど問題ないような気はするんですが。

2013-04-25abtronic

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