夜中、誰もいないのに運転席の窓を外からノックされる
ちょっと不気味な話。
ある日、夜中に車で走っていると、突然運転席の窓から「コンコン!」と窓をノックする音が聞こえてきました。
この時は40kmか50kmでのろのろ走行中でしたが、一応、車は走っているわけで、その窓を外から誰かがノックするなどとは、あり得ません。
何かタイヤで踏んで車体の下に当たったような音でもなかったですし、大体、自分の顔のすぐ横から聞こえてきたのですから、窓ガラスから聞こえてきた音だというのは分かります。
偶発的に何か当たったような音ではなく、まるっきりノックのようで、確かにリズミカルに「コンコン!」と2回。
「何、今の?何か窓にぶつかってきた?」などと思いながら、一応怖い方向には考えないようにしようと、忘れるように勤めました。
それでそれから何か月か経って、もうこの時のことなどすっかり忘れていたある日、ある男と話していたら、その彼が言い出しました。
「この間、何か不気味な目に合ってのお。夜中に山ん中の交差点で信号待ちしとったら、突然、運転席の窓を「コンコン!」って誰かがノックしたんよ。それでビクッとして、すぐ窓の方を見たら誰もおらん。
窓の外にも誰もおらんし、他に信号待ちをしている車もおらん。その交差点には、ワシの一台だけ。何かぞわっと来たわ。」
と。
あーーっ、それって自分と同じじゃん。
自分の身近に同じような経験した人がいたとは。
ということですぐに意見交換。
それで家に帰ってネットで検索してみました。
「車の窓をノックされる」でグーグルで検索したら2件見つけました。
走行中の車にノックされた話:黄昏怪奇譚:So-netブログ
http://tasogarekowai.blog.so-net.ne.jp/2014-09-19-1
車の窓を叩くもの
http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/10934/
夜中に運転席の窓をノックされるということは、他にも経験ある人がいるみたいで、結構「あり得ること」というのが分かって仲間がいるようでちょっと安心しました。