二次会に行こうと言った本人が来ないのはなぜ
ある会社の飲み会にて。
居酒屋での一次会も、もうすぐ終了というタイミングで、Aさんは、すぐ横に座っていた、上司であるBさんから
「おう、二次会行こうで。水仙!(←店の名前・仮称)」
と、二次会に誘われた。
「いいっすねえ、行きましょう。」
と、すぐにOKした。
上司から誘ってきたのだから、当然二次会の料金は全部払ってもらえると思ったので即行OKしたらしい。
一次会が終了して全員店の外に出たのだが、みんなすぐに帰るわけではなく店の前の歩道で全員がダラダラとしゃべっている。
Bさんもまた同じ。
いつまでもBさんのおしゃべりが終わらないのでAさんは
「Bさん、先に行っときますよ!」
と、声をかけ・・それが伝わったのか伝わってないのか分からないが、Aさんは言われた店に向かって歩き始めた。
先に1人で店に入って飲みながらBさんを待っていたのだが、10分立ってもまだ来ない。
30分待ったがまだBさんは来ない。
1時間経ったがまだ来ない。
さすがにこれはおかしいと思って、AさんはBさんに電話してみた。
「あ、もしもし、俺っすけど、Bさん、今どこにいます?」
「あ~・・もう家に帰ってるよぉ。寝てたのに起こすなよぉ・・。」
「は!? 家ですか?」
「えー・・、お前、まだ飲んでたの?」
「あ、いや、Bさんが二次会で水仙に行こうって言うから、俺、先に1人で行って待ってたんですけど!」
「俺、そんなこと言ったっけ・・? よく分からんけど。。お前も適当な時間になったら早めに帰った方がいいぞ・・んじゃお疲れ ぷち。」
電話は切れた。
結局アテにしていた支払いはパーで、全部自分で払って店を出た。待った1時間も全くの無駄。
人を誘っておいて、そのこと自体を忘れてる。
そんな人間いるのか・・とも思いましたが、酒が進んでくると、何分か前にしゃべった同じ話をもう一回してくる人いますね。
それとさっき答えた同じ質問をもう一回してくる人とか。それと同じようなものでしょうか。
酒で忘れるといえば「発言」の他に代表的なものといえば忘れ物ですね。忘れ物の代表格といえば、傘、財布、携帯、カギ・・なんですが、たまに自分が主役の送別会などを開いてもらった人が、その場でもらった職場の人からのプレゼントを忘れて帰る、という場合もあります。これは超ヒンシュクもの。
相手あってのことは特に忘れないような注意が必要ですが、酔うとそういう区別もつかず・・酔った人の発言に振り回されるというのも、事故のようなものでしょうか。