ノドに詰まってあやうく死ぬところ。

４月にホテルに泊まった時のことです。夜になりましてテーブルの上に買ってきた弁当や惣菜を広げて酒の準備をして風呂に入ろうと服を全部脱いだ時

「あ、夜の薬をまだ飲んでない。」

ということに気がつきました。

潰瘍性大腸炎という病気ですので朝昼晩と薬を飲んでいます。完治しない病気と言われていますが、もう1年以上、完全に良くなったんじゃないかというようなすごく良い状態が続いていますが、薬はちゃんと飲んでます。

それで夜の部の薬はこれだけです。むきだしになっている白い3つはミネラルのサプリメントです。

泊まりに行く時には薬は全部こういう容器に入れて錠剤も一緒に入れて持っていきます。大きさの対比でSDカードを置いてみました。

別に風呂に入る直前に全裸の状態で飲まなくても、風呂から上がって飲んでも良かったんですが、この薬がちょっとにがいので酒を飲み始める直前に薬を飲むのも嫌だなと思って風呂に入る前に飲もうと思ったわけです。

それで水を口に含んで容器のフタを開け、顔を上に向けてザラザラと薬を口の中に入れるつもりでしたが、手を滑らしてしまい、この青い容器がまるごと口の中に落ちてきました。

ちょうど上を向いていたこともあり、落ちた容器はまさに口の奥のノドの部分にカパッとハマるように落ちてしまいまして、このまま飲み込むんじゃないかと一瞬で悟り、ぶったまげて慌てて下を向いて思いっきり吐き出しました。

大したことじゃないと思われるかもしれませんが、実際に経験したら大変なことです。こんなもの飲み込んだら多分窒息して死にます。

もしここで死んだら

→「ホテルの一室で全裸で窒息死」

ということになります。この人は何をやっていたんだと思われて警察に裸で現場検証されて大恥です。

人間いつどうなるか分かりません。死んでいたかもなんて大げさに考えすぎと思われる人もいるかもしれませんが、自分としてはぞっとした一瞬でした。助かったのは運が良かったです。

ちなみにこのホテルは県外のホテルではなく、家から車で5分ぐらいのところにある近所のホテルです。

何のために泊まったかというと全然意味はなく、泊まるのが好きなので時々休みの日に近所のホテルに泊まりに行ってるわけです。
飲みに出るのが好きな人は1人でよく飲みに出てますね。あれと同じ感覚です。