一部正論、一部むかつく理論

知らない人が知らない人のことを話題にしていたので、自分にとっては全然関係ないんですが、感じ悪いと思ったことが一つ。

喋っていたのは多分管理職。会社で、自分の部下にこういう説教をしてやったという話。

「あいつ、趣味で野球やってるだろ。
だから俺はこの間あいつに言ってやったんだよ。お前な、野球なんぞやってたって、社会人になったら、そんなもん、くその役にも立たんぞ。

社会人に必要なのは、接待で飲みに出た時、どれだけ遅く帰ろうが、どれだけ酒を飲んでいようが、翌日にはピシッとした顔つきで普段通りに出勤し、何事もなかったかのように仕事を始める。それが社会人のタフさってもんだ。

野球なんぞやってるヒマがあったら酒の強さを磨け、ってな。」

と言うと、話し相手の人が
「いや、全くその通りですねぇ。」と言ってましたが。

社会人なら酒に強くなれ、までで話が終わるのなら分かりますが、その人がプライベートでやってることまで引き合いに出してケナすのは、ちょっと違うんじゃないですかね。
一部正論、一部むかつく。

理解のない人に自分の趣味のことを喋っていると、こんな考えの人にも遭遇します。
趣味でこういうことやってますと言うと「それってお金もらえるの?」と、すぐに聞いてくる人とか。

結局、趣味の部外者には、何も話さないのが自分も嫌な思いをせずに済むわけで、趣味の話は同じ趣味の人間とだけするのが無難。
この話題になってた部下の人も、そんな説教されて相当腹が立ったんじゃないかと思います。

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