弟がテレビに出てました
何日か前に、弟からメールが来てまして、テレビの「スカッとジャパン」に出るから映るかも、という内容でした。
先日放送された「フランスかぶれのイヤミ課長」の回で、セリフなしの、バックの会社員の役で、少しだけ映ってました。真ん中の人物です。
弟は、今から30年くらい前、彼がまだ10代だったころ
「ワシは東京へ行って芸能人になるんじゃ。」と言って家を出て上京し、舞台俳優にはなれましたが、それだけでは生活できるほどではなく、他の仕事をしながらの芸能活動でした。
今では舞台のセッティングやイベントの大道具を組み立てる仕事の会社を立ち上げて経営者となり、自分自身は時たま舞台をやるか、こうしたテレビのちょっとした役で出てます。
昔、セリフありで出た番組といえば、もう覚えてる人も少ないかも知れませんが「あぶない刑事」と「島田紳助のまさかのミステリー」でした。
彼の話を聞けば、連続ドラマやレギュラー番組を持っている芸能人は業界の中でも頂点に位置する人たちで、そこまでいかない多くの役者は、テレビのセリフなしの役とか、事件の再現フィルムとかクイズの問題VTRとか、企業の教育ビデオなどの仕事が多いそうです。
我々が普段見てる、テレビで「しゃべる」芸能人って実は頂点に位置する人たちばかりだったんですね。
久しぶりにテレビで見てちょっと安心でした。
