格闘技の素人同士のケンカ
夜の飲み屋街は、相変わらずコロナで飲みに出る人は激減です。
最近のことではないのですが、飲み屋街でケンカを見かけました。
酒は楽しく飲むのが一番ですが、そうでない場合も多々あります。
そのケンカは一対一のケンカでしたが、片方が相手の胸ぐらを左手でつかんで壁に押し付けて相手を固定し、右で何発か顔面にパンチを入れていました。
ですがそれを見て思ったのは、殴っているとはいってもそのパンチのなんと弱々しくて遅いこと。。
いやもちろんそれでも当たったら痛いのは分かります。
それに殴られている方も、あんなに力の弱そうな相手につかまれていたのであれば、すぐに脱出できそうなものですが、そうもいかなかったんでしょう。
考えてみれば、普段自分たちが目にする殴り合いとはテレビで見るプロの格闘家の殴り合いばかりです。プロボクシングとか総合格闘技とか。
それに目が慣れてしまっているんですね。素人同士のケンカを見るとあまりにも弱々しく攻撃のスピードがのろいのにびっくりします。こんな感じなのかと。。
もちろん自分が喧嘩をしたら勝てる自信は全然ありません。
しかし テレビの影響は大きいですね。投げ技など、技術がいるものはともかくとして、パンチやキックなどの打撃に関してはテレビで見ているプロの格闘家と同じようなスピードで放(はな)てるような気がしてしまいます。
素人同士の戦いをは滅多に見ることはありませんが、たまに見るとプロの格闘家とはすごいものだと改めて思い知ったような感じがしました。