昔流行った詐欺

今、ひっかかる人はいないとは思いますが、こういうのが昔、流行りました。
 
ある時、家に電話がかかって来て、こう言われます。
 
「もしもし、こちらは警察ですが、先ほどお宅の息子さんが事故を起こされました。それで相手の方が怪我をされまして、今なら相手側も示談で済ますと言ってるんですが、ニ十万円ほど、用意できますか?」
 
内容や金額に幅がありますが、だいたいこんな感じです。
 
電話に出た相手が声からして年配者であることを確認して、こう言い「うちには息子はいません。」と言われると「すいません。間違えました。」と言って切ります。
 
そしてバックには救急車のサイレンが鳴り響いてます。なんかもろに信じてしまいそうな演出。でも普通、救急車が到着したときにはサイレンは止まってるんですが。
 
金の受け取り方法までは知りませんが、それなりにバレないようにしたんでしょう。本当に払った人がどれだけいるのかは不明ですが、「家族が事故・警察」という言葉は強力かも知れません。つい信じてしまいそうです。しかし警察の方から、いきなり「金を出すよう」に、と勧める電話はしないと思いますけど。

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