一方通行を教えてあげたけど
自分の友人が、一方通行の細い道路を「通行可」の方向から自転車で走っていましたら、反対側から軽自動車が入ってきました。
この道路は、向こう側からは進入禁止のはずです。
彼は自転車を停めて、両手で×印を作って、その後、手を振って
「ダメダメダメ!」
のアクションをした後、両手で押すような動きで
「下がって下がって!」
と、手を動かして相手に合図しました。
合図は伝わったようで、相手の運転手も車を止めてバックし始めました。
ちょうどその一方通行の道路の入り口までバックした時、自転車の彼も運転席まで追いついて、運転手の人に
「ここ、一方通行なんですよぉ。ほら、進入禁止の標識があるでしょう。」
と教えてあげたところ、相手の運転手は
「いや、これは『軽車両』だから大丈夫!」
と言います。確かに「軽車両を除く」と書いてあります。
「は? いや、『軽車両』というのは『自転車』のことであって、『軽自動車』のことじゃないんですよ。」
と彼は言いましたが
「違うよお!『軽車両』ってのは軽自動車のことだよ!あんた、何言ってんの!これは軽自動車だから通ってもいいの!」
と、相手が怒ったように言うので、その彼も優しい人だったので迫力に押され
「あ・・はい・・すいませんでした。」
と謝って、その車の言う通りに道を譲りました。だからその車はそのまま一方通行の逆走をして走り去ったわけです。
でも実際は、止めた彼の言い分の方が合ってます。軽車両とは、自転車やリヤカーなどのことであって、軽自動車のことではありませんね。
無知に押されて正義が負けたとでも言うか。。
この辺りは地方都市なので一方通行も少なく、ああいう思い込みの人でも、捕まることはあまりないでしょう。
大阪に行った時、道路の名前は忘れましたが、片側2車線か3車線の道路が全部一方通行になってる道路があって驚いたことがあります。
やっぱり都会は違いますね。
こういう道路だったら逆走はあり得ませんし、都会の人の方が正確に標識を理解している人の比率は多いかも知れません。