カメラ・マニュアルモードで勝手に設定が変わっている。
自分は大会写真を撮る場合にマニュアルモードで撮っています。これはISO感度と絞り、シャッタースピードを個別に自分で設定してそれで固定するというモードです。この3つは明るさを決定する項目です。
ほとんどの会場で絞り5.6、シャッタースピード400分の1にしていて、大会が始まってすぐに行われる開会挨拶の時に何枚か撮ってISO感度を決めるという感じです。
赤い丸の部分がシャッタースピードを調節するダイヤルです。

マニュアルモードですからカメラが自動でこれらを変化させることはなく、何かを変えようと思ったら自分がダイヤルを回したり選択ボタンを押したりして実際の操作をしなければなりません。
ですがたまに、いつの間にかさっきまでの設定が変わっている場合があります。
これらの4枚の写真は、上の2枚は適切な明るさで撮れていますが、下の2枚は明る過ぎる写真になっています。

上の2枚はフリーポーズの最後の選手で、その後大会が休憩時間に入ったので、下の2枚はトイレに行ってその後に行われた表彰式のポーズダウンを撮ったものです。
画像確認は頻繁にしますが、何枚か何十枚かに一回で、1枚1枚全部見ているわけではありませんので、少しの間気がつかずに撮ることになります。
設定を見てみるとシャッタースピードの部分がいつも400分の1秒にしているはずなのに200分の1秒になっていました。
シャッタースピードが遅くなるとそれだけ入ってくる光の量が増えますから明るい写真になります。
マニュアルなのに勝手に設定が変わっては困ります。設定も画像も頻繁に確認しなくてはならないので非常にストレスですし手間が増えます。
なぜ勝手に設定が変わるのか不思議ではありましたが、ある時原因に気がつきました。
多分、ですが休憩時間になってトイレに行く場合、だいたい自分は腹の部分にウエストバッグをつけていますので、これにカメラを入れて席を立ちます。

ファスナーを締めると結構いっぱいいっぱいです。
その際にこのカバンの出し入れでダイヤルが少し回って勝手にシャッタースピードが変わっているようなのです。
推測ではありますが多分こうでしょう。

シャッタースピードや絞りをロックする設定はないものかと説明書を探しましたら、そういう機能がありました。両方ロックの設定にしておきました。
とりあえず一つ勉強になりました。
