大会会場でのホワイトバランスとピクチャーコントロール。2025
写真を撮る場合、太陽の下や普通の室内で撮る場合はシャッターを押せばだいたい自分の目で見た通りの色で撮れますが、大会写真のステージのようにちょっと特殊な人工的な光の下で撮った場合に、設定を全部オートにしていると画面全体が赤くなったり緑色っぽくなったり、あるいは明暗の差が激しく出て色が強烈すぎる写真になったりします。自分の目で見た感じとはかけ離れた色の写真になります。
だいたいどの会場でも、いくつかの設定を試してその中で自分の目で見た感じと同じような色になるような設定を探り当てて撮るような感じになります。自分が使っているカメラはニコンのD850ですので、その中で色に大きく関わってくるのはホワイトバランスとピクチャーコントロールの設定です。
ホワイトバランスは画面全体の色合いに関わってきます。画面全体が赤っぽくなったり反対に青や緑になったりする場合ここを変えてみます。色温度という数字を変えるわけですが、この数字には晴天とか電球などの名称がつけられていて分かりやすい表示になっています。

ピクチャーコントロールはだいたい色合いですね。人物の肌が強烈な茶色になったり影の部分が真っ暗になったりして明暗が強く出すぎる場合、ニュートラルの設定にして色を弱めたりしています。これらは4枚1組で会場で試したいくつかの設定を1つのファイルにしてみました。
どれも左上の会場名が書いてある写真がその日1日、ほとんどの場面で使った設定で、残りの3枚が大会の合間に設定を変えて撮ってみたものです。画面全体の色や、色の濃さが結構変わります。







