中国製の互換バッテリーに関する不具合。2025
中国製の互換バッテリーに関することは以前こちらの方にも書きましたが、
今年の大会シーズン中にも一度、焦る出来事がありました。
自分の使っているカメラはニコンですが、バッテリーはEN-EL15というバッテリーです。
楽天やAmazonなどでは、これの中国製の互換バッテリーが売られています。上の2本がニコン純正、下の2本が中国製の互換バッテリーです。当然のことながら形も大きさも全く同じです。

互換バッテリーは使わない方がいいとプロカメラマンの方もおっしゃっていますが、安かったのでつい買ってしまってつい使ってます。
ちなみに楽天では中国製の互換は2個セットで3399円、ニコンの純正品は1個6000円です。相当金額が違います。

1つの大会で撮る写真は多いときで1万5000枚くらい、少ないときでも1万枚くらい撮りますので、バッテリーは4本使います。もちろん残量ぎりぎりまでは使いませんが、30-40%になったら交換するようにしています。
とある大会で互換バッテリーで撮影していた際に、バッテリーの残量を見ると73%ありましたので、もうしばらく大丈夫だろうと思っていましたら、その2分か3分後に突然シャッターが押せなくなりました。カメラの上の窓に表示されている残量を見ましたら、バッテリーマークが点滅しており、残量ナシを示していました。

2-3分で73%が0になったのか?とびっくりしましたが、とにかく急いでバッテリーを入れ替えましたが、何十秒間かは撮れない時間がありました。
しばらくして大会の方も休憩時間に入ったので、さっきいきなり電池切れになったバッテリーをもう1回入れてみて、改めてバッテリーチェックをしてみましたら、今度は100%と出ました。
いや、これは残量0になったんじゃないのか、と思って、カメラの電源を切って、もう1回同じバッテリーを入れて、再びチェックしてみると今度は55%です。もう1回入れなおしてまたチェックしてみたら今度は81%でした。
出し入れするたびに残量の表示が激しく変わって、どれが本当か分かりません。以前聞いたことがありますが、質の低いバッテリーだと電力の供給が安定しておらず、電流が突然弱くなったり途切れたりするというような話を聞いたことがありますが、今回はこの現象ですかね。
互換バッテリーは4本持っていますが、だいたいどれも買ってから3年か4年が経過してまして、それぞれ30回か40回は充電しています。これくらいで老朽化するんでしょうか。
以前も互換を使っていた時、50%くらい残っていると思っていたら突然のバッテリー切れになったことがあって、今回またもや同じことが起こりました。
ちなみにニコン純正の方だと仮に残量13%と表示されてもその後も結構撮れます。残量表示が正確という感じです。
互換を使って何回か、突然のバッテリー切れを経験すると「この残量表示、本当か?」と思うようになってきました。
互換バッテリーでも新品の間は、純正よりも容量は少ないもののちゃんと使えたんですが、ちょっと古くなってくると残量表示があてにならなくなった、という印象ですね。
