今回の薬の量と医療費の負担が減った理由。

3年前から、4週間に1回の割合で潰瘍性大腸炎の診察と、薬をもらいに病院に行っています。4週間に1回ですから、その時出る薬も次回までの4週間分です。

ですが今回、状態の方もだいぶ良くなってきたということで、次は8週間後ということになりました。ですから今回から8週間分の薬が出ます。単純に、持って帰る量はこれまでの倍です。
それがこれです。

2021-10-14kusuri

後ろに置いてある緑色の箱は薬ではないんですが、エレンタールという栄養剤です。それとそのフレーバー(味)、それから右の箱はレクタブルという、泡が出るタイプの浣腸のスプレーです。肛門に近い腸の部分の炎症を抑える作用があるそうです。

それと大量の飲み薬。一人では持ちきれないので、薬局のお姉さんに原付の所まで一緒に持って来てもらいました。


それから話は変わりますが、これは「特定医療費 指定難病 受給者証」というものです。

2021-10-14jukyuusyasyou01

潰瘍性大腸炎は国から難病に指定されていますので、その患者は治療費を保険から随分出してもらえます。これは軽症の人では発行されませんが、自分は4段階の症状で、下から2番目の病状となっているので、この受給者証が発行されているわけです。一番軽症が一番下で、上にいくほど重症になります。
病院と薬局の会計の時にこの受給者証も一緒に出します。

それでここに自己負担上限額 月額1万円 と書いてあります。

2021-10-14jukyuusyasyou02

病院の診察代や薬局で出してもらう薬など、全部合わせても自分が払う金額は1ヶ月で上限が1万円で良いということです。

ですから毎月、本当はかなりかかっているはずなのですが、自分が払っているのは病院代と薬代を合わせて1万円だけです。日本が先進国なので助かります。

この受給者証、毎年県に申請しなくてはなりませんが、その際に病院から発行してもらった書類や住民票など、いくつかの書類が必要になってきます。

その書類の一つに「市町民税 所得課税証明書」というものがあります。市役所で発行してくれるものですが、要するに年収が分かる書類です。

その人が一か月に払う限度額は、この年収によって違ってきます。表を見ると年収810万円以上の人はここが2万円になっています。自分の場合、この受給者証をもらい始めた3年前からこの部分はずっと1万円でした。

それで先月、以前申請しておいた次回の分の受給者証が届いたのですが、その受給者証はこの限度額のところが5000円になっていました。

2021-10-14jukyuusyasyou03

2021-10-14jukyuusyasyou04

これまでずっと月1万円払っていましたが、次からは5000円で良いということです。安くなりましたので助かります。

それでこれまで3年間、ずっと1万円だったのが、なんで今回から5000円になったかと言うと、他の所にも書きましたが、去年1年間、コロナの影響をもろに受けており、収入が大幅に減少して、今回申請した書類の中で、年収が分かるあの書類で、これまでよりも1ランク下の低額所得者に分類されたので、個人の負担を安くしてもらったわけです。

これって負担が減って助かると言えば助かるんですが、何かすごく屈辱的で大恥で情けないことです。

来年はまた来年でこういった書類をとって毎年更新しなければなりませんから、来年は分かりませんが、別に1万円払いたいわけじゃありませんが、またそのランクに戻りたいですね。。一応これから5000円ずつは助かります。

それで今の状態ですが、痛い苦しいはないものの、まだトイレ大の回数は一日で5-6回はあります。時々7回とか8回という日もありますが、一日20回あった時に比べれば随分と良くなってはきてます。まだ完全に良いわけではありませんが、以前よりは楽になりました。

1 / 11
サブコンテンツ

このページの先頭へ