会社の健康診断から胃カメラへ
会社の健康診断を受けてきました。会社が指定した病院へ行って受けるのですが、健康診断が終わってから2-3日経ってその病院から携帯に電話がかかってきました。
「半年ごとの健康診断ですが、ここ3回でヘモグロビンと赤血球の値がどんどんを落ちています。早急に診断結果を取りにきて、かかりつけの病院で診察を受けて下さい。会社経由で診断結果を返したのでは時間がかかるので電話を差し上げました。」と言われました。
更にまたどっか悪いところでもできたのかと思いましてビックリしてすぐに病院に診断結果を取りに行きました。
「ヘモグロビンの値が落ちているということなんですが、これって結構大変な事なんですか?」
と聞きましたら「大変なことです。」と言われました。
ビビってすぐに大腸炎の方でお世話になっている病院の方へ行きまして
「会社の健康診断を受けましたら・・」
ということを説明して血液検査をしてもらいました。
ヘモグロビンの正常の値が13.1から16.3に対して健康診断の値が9.5。
今回のこの病院の血液検査の結果ヘモグロビン(Hb)が9.0でした。
病院によって正常値には若干の違いがありますね。
「健康診断を受けましたらこの数字は大変なことと言われたんですがそうなんでしょうか。」と恐る恐る聞いてみましたら
「いや確かに低いんですが、これぐらいの数字の人だったら結構いますよ。」
と言われまして、あ・・なんかちょっと安心。
ヘモグロビンや赤血球が少ないということは血が不足しているということらしいです。つまりどこかから出血している可能性もあるということで、胃と大腸から出血していないか調べてみましょうということになりました。
「大腸が悪いと思っていたら実は胃がんだった、なんてこともわりとあるんですよ。」
とまた恐ろしいことを言われました。
それで胃の方は胃カメラ、大腸の方は肛門からの内視鏡入れてみてみることになり、この日にいきなり胃カメラをすることになりました。胃カメラは苦しいといいますがこれまでしたことありません。ドキドキもんでした。
最初にゼリーのような薬を口の中の奥の方に含んで麻酔にして、しばらく経ったらそれを飲み込み、今度は口が閉じないように口に小さいジョウゴのようなものを突っ込まれます。
そのジョウゴの先端からえらい太い、棒状のカメラを突っ込まれます。
カメラが喉の奥に当たって、カメラを動かすたびにおえええええっとなります。胃の中には何も入っていなかったので、ゲロが出る事はありませんでしたが、何回も吐きました。
これほど苦しいものとは思いませんでした。時間にして5分ぐらいですが。とてつもなく長く感じました。胃カメラが好きな人はまずいないでしょうね。
それで結果はすぐに分かるのですが、
「小さいポリープが二つありますが、これは放置しておいても構わないレベルです。それ以外には特に悪いところはありませんので胃は大丈夫です。」
と言われました。
なんか思いっきりほっとしました。年とってくると、検査にたびに冷や冷やします。
あと2週間ぐらい先にまたここに来て今度は大腸の内視鏡検査です。