大会会場でのカメラのピクチャーコントロールの設定。
ニコンのカメラにはピクチャーコントロールという機能があります。
ピクチャーコントロールとは、色の感じを変える機能です。具体的にはここの設定を変えると、色が濃くなったり薄くなったり、元の色とは若干違った色になって表現されたりします。
これがピクチャーコントロールの設定画面ですが、ここの設定を何も変えていない時は標準でオートになっています。
その他にも、オートやスタンダード、ニュートラル、ビビッドなどいくつかの設定ができるようになっています。
オートにしていればほとんどの場面で自分の目で見たような写真が撮れるのですが、光の種類や明るさによっては自分が思っていたような色にならない場合があります。
特に大会会場のステージの写真は、オートにしていると色が濃く出過ぎる会場が結構あります。
人物の肌の色が強い茶色になったり、明るいところと暗いところの差があまりにも出すぎているような場合が多々あります。
色が強く出過ぎる時には、自分はこのピクチャーコントロールの設定をニュートラルにして撮っています。
ニュートラルにすると色が薄くなるというか、弱くなるような感じです。ですが、色が薄くなったぐらいがちょうど良い場合もあります。いくつかの会場でピクチャーコントロールを変えて比較してみました。
山口県防府市 アスピラート
この会場はあまり差がないですね。スタンダードの方がちょっと赤が強く出るくらいです。
京都府京都市 京都テルサホール
ここはちょっと違いますね。スタンダードだと色が結構きつい感じで出てます。
岡山県岡山市 岡山芸術創造劇場
ビビッドは色が相当に強く出ます。風景や食べ物を撮るには向いているモードかもしれませんが、人物を取ると色が相当きつく出ますね。
この会場はニュートラルとその他のモードの色の差がずいぶんと出ます。
岡山県岡山市 岡山芸術創造劇場
だいたい自分もスタンダードで最初に何枚か撮ってみますが、それで色が強すぎると感じたらニュートラルにしています。最近の会場ではだいたいニュートラルで撮ることが多いです。