正座をしてみましたが、あっという間に限界。

「この間の法事で久しぶりに正座をしたら、5分ももたずにすぐに脚を崩して、あぐらをかいてしもうた。」

という、ある人の発言を聞いて、ふと思い出しました。

今から20年以上前、自分は寺で5年ほど坊主をやっていた時期がありまして、その当時正座は日常的にやっていましたが、それでも何とか30分くらいは出来てました。体重は今より10kgくらい軽かった時代です。
出来ていたというのは、脚がしびれながらも何とか立ち上がって、そのままどうにか歩けるということです。

あれから20年以上経ってますが、果たして今、自分が正座をしたら何分くらいできるものだろうかと、話のネタに、というかここに書こうと思って超久しぶりにやってみましたが、1分30秒くらいが限界でした。あっと言う間に耐えられなくなりました。
昔出来ていたことが今は出来ない、というのは何か嫌ですね。それも超レベルダウン。

ヤフーのニュースで何日か前ですが、
「高校の教師が2年生の女子生徒約30人に約15分間正座をさせていたことが分かり、体罰に当たるとして生徒と保護者に謝罪し、県教委に報告した。」
というニュースがありました。
校長は「体罰に関する認識が徹底されていなかったと反省している。再発防止と、生徒との間の信頼回復に努めたい」と話している。

ということで、日本人の文化である正座は、今では体罰に当たるような雰囲気です。

http://www.asahi.com/articles/ASK9G3QZDK9GUGTB007.html

現代のコって、正座する場面ってほとんどないんじゃないですかね。ヨーロッパやアメリカだったらなおさらでしょう。
でも正座って、日本の女性にはすごく美しい座り方で、見てるのにはすごくおしとやかで綺麗、これぞ大和撫子という感じがします。
しかし自分がするとなると話は別。
一生避けたい座り方です。椅子かあぐらかですね。座椅子があればなお良いです。

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