入院しておりまして、今日退院してきました

(これはフェイスブックに投稿した記事のコピーです。)
投稿するのは久しぶりになります。
この1か月間のことを一言で書きますと、入院しておりまして、今日退院してきました。

入院日数は16日間で、病名は潰瘍性大腸炎です。これは良い時期と悪い時期を繰り返す病気ということで、根本的な治療法はないということです。

悪い時期とは血便、1日10回以上の下痢、腹痛などが出る時期です。平成8年くらいからの病気ですので、もう20年以上になりますが、その間、悪い時期も何回も経験しました。一番最近ではおととしの11月くらいで、血便、下痢、腹痛の症状が出ましたが、定期的に行ってる病院から座薬をもらい、この時は3週間で収まりました。
その前といえば、その4-5年前、その更に前はその3-4年くらい前になります。

この悪い時期にもレベルがありまして、それほど大したこともない状態の時もあれば、相当に苦しい状態の時もあります。また逆に、良い時期にしても2年の時もあれば5年の時もあります。要はいかに良い時期を長く続け、悪い時期のひどさを抑えるかというのが治療法になります。これまで悪い時期に入っても、何とか生活は出来てまして普通に食ったり酒を飲んだりしても収まってましたが、今回は特大級のやつが来ました。

入院する2週間くらい前から下痢血便、腹痛に加えて食欲不振と吐き気。腹は減っているけど食ったら吐きそう。家に帰ってもすぐに横たわるだけでパソコンの電源さえ入れる気にならない。ネットも無理。2週間ちょっとで体重も8kgくらい落ち、いくら自分が太っているからといっても下痢でこれだけ落ちればさすがにまずいと思い、どうにかこうにか病院へ行って来ました。

血液検査、レントゲン、腹部エコー、内視鏡と、車椅子に乗せてもらって、検査が終わり、その日にそのまま入院。最初の2日間は絶食で点滴入れっぱなし。ですがこれだけでも相当楽になりました。

3日目の朝に最初に食べさせてもらったのが食事写真の一枚目のものですが、重湯(おもゆ)と具のない味噌汁、ポカリスエットです。重湯とはいわゆるお粥(かゆ)で、完全に液体状態になっていましたから、全部液体食でした。何日かかけて少しずつ固形物も出て、お粥ではない普通のご飯を初めて食べたのは入院10日目でした。
もう一枚のご飯の写真は入院15日目の、退院前日の晩御飯です。

今回症状が出た原因やこれだけひどくなった原因はと、自分で考えてみましたが、この一年か二年でついた腸に悪い習慣に心当りはあります。

まず寝不足で、休みの日に12時間から14時間寝溜めして、平日の睡眠時間は3時間くらい。それから焼酎25度は毎日飲みますが、以前はお茶で割っていたものをいつの間にか割らなくなって氷だけ。しかもその氷があまり溶けないうちに飲み切るのでほとんど25度そのままを飲むようになったこと。それから食べるものにしても肉と揚げ物中心で野菜はわずか、といった感じでした。

次にこういう時が来るのは何年後か、どのくらいのレベルのものが来るのか分かりませんが、ネットで同じ病気の人のブログなどを見てみますと7年とか10年とか症状が出てない人もいるようですので、なるべく遠い先で小規模で済むことを祈ります。

最悪の場合、腸を取る手術になると聞いてゾッとしましたが、幸いそこまでには至らず、飲み薬だけで何とかなりました。

体重は入院期間中の病院食で更に減り、全部で13kg減りました。
しゃべるのも声が弱々しくなっているのが自分でも分かります。一応これからは元気になっていく一方の予定なんですが。。
酒も一ヶ月飲んでませんし。

久しぶりに家に帰ってきましたが、ボロいながらも自分の家が一番です。
普通に生活出来る健康という状態がどれだけありがたいか痛感しますね。
2018.11.14nyu-in01

2018.11.14nyu-in02

2018.11.14nyu-in03

2018.11.14nyu-in04

2018.11.14nyu-in05

1 / 11
サブコンテンツ

このページの先頭へ