病院にかかる費用。
八週間に一回、病院に診察に行っています。病院に行く日は大体、朝の7:30ごろに家を出ます。病院に着くのが7:45くらいです。
窓口が開くのが8:30なのですが、なるべく早めに受付票を取ってかごの中に入れておきます。
最初にいつも血液検査があり、その結果が出るのが一時間後です。結果が出てから診察室に呼ばれます。
診察が終わってから潰瘍性大腸炎独自の注射であるステラーラという注射を打ってもらいます。両手に一本ずつですので、合計で二本です。
その後30分待って血圧を測定し、病院での支払いをして、もらった処方箋(しょほうせん)を持って薬局に行って八週間分の薬を受け取って帰ります。
これら一連の行動にそれぞれ待ち時間が発生しますから、家に帰るのはいつも12:30ごろです。ですから毎回五時間くらいはかかります。
この注射がかなり高く、10割分では診察代を含めた病院代は約77万円です。さらに八週間分の薬が7万8000円になっています。合計で85万円くらいです。
3割負担でも25万4754円です。もちろん毎回このような金額はとても払えません。ですが潰瘍性大腸炎は難病に指定されており、その度合が一定レベル以上と医師が判断した場合、指定難病受給者証というものが発行されます。
この受給者証を持っていれば国の補助が受けられまして個人の負担額は相当安くなります。
受給者証は毎年申請しなければなりませんが、その時に収入を証明する書類を市役所で発行してもらって一緒に送ります。
診察の時、個人がいくら払わなければならないかは収入によって変わってきます。
収入の低い人は5千円、高い人は2万円です。
自分の場合、コロナの期間は収入が激減していたので5千円でした。現在では収入も上がったので、今年から支払いは一万円になりました。
支払いというのは、病院の診察代と薬代を合わせてのことです。ですから自分が今払っているのは毎回一万円だけです。
日本が先進国で医療制度も保険もきちんとしているのでそれに相当助けられています。