ファイルが壊れたデジカメ写真。
自分は毎年、夏になるとボディビルやフィットネスの大会を大体10回以上は見に行ってまして、1日中会場で写真を撮っています。
1日中撮っていると少なくとも6000枚ぐらい、多い時で1万3000枚ぐらいになります。
その中から明る過ぎるものや暗過ぎるもの、ブレやピンぼけ、変な顔や変なポーズになっているものなどの失敗写真を消して、更に連写で撮ることが多いので同じようなものが何枚もある場合は一枚を残して他は消したりしますので、最終的に残すものは大体三分の二くらいの枚数になります。
それらの写真を整理してハードディスクにコピーしておくのですが、その時にこういった写真が撮れることがあります。
下の方の3分の1くらいが色で塗りつぶされた写真です。いわゆる画像ファイルが壊れているという状態です。
顔にモザイクがかかっていますが、このモザイクは自分でかけたものです。
この時使っていたカメラはニコンのD810です。
D810はメモリーカードが2枚使えるようになっていて、1枚はCF(コンパクトフラッシュ)、1枚はSDカードです。
この時使っていたのは、CF(コンパクトフラッシュ)が東芝製、SDカードがエレコムでした。
自分はいつもSDカードの方を抜いてハードディスクにコピーしています。
カメラの設定でコンパクトフラッシュもSDカードも同じものが記録されるように設定しているので、ではこのSDカードに入っていた、塗りつぶされたような写真はコンパクトフラッシュでもやはり同じように画像ファイルが壊れているのかどうか見てみました。
するとコンパクトフラッシュの方ではちゃんと記録されています。
それからこれは別の日に撮った写真ですが、これも同じくニコンのD810で、同じようにSDカードではこのように画像ファイルが壊れていますが、コンパクトフラッシュの方ではちゃんと記録されていました。
また、次の写真は別のカメラで、ニコンのD850を使って撮った写真です。D850の場合、メモリーカードはSDカードとXQDカードの2種類を使うようになっています。
カメラの設定もSDカードとXQDカードで全く同じものが記録されるように設定しています。ですが、やはり上の2つの事例と同じように、SDカードでは画像が壊れていても同じ画像をXQDカードで見てみると、そちらの方は壊れていませんでした。
SDカードはサンディスク、XQDカードはニコン製です。
こういった画像が撮れたのは、一番最初の事例の時は6000枚ぐらい撮ってそのうちの1枚で、2番目の事例の時は8000枚ぐらい撮ってそのうちの1枚です。
3番目の事例の時は1万1000枚ぐらい撮ってそのうちの1枚でした。ですから確率的にはわずかなものですが、こういった写真が1枚でも撮れるとかなり不安になります。
今回は1枚でも、次回は100枚も200枚もこんな写真が撮れたのではたまったものでありません。幸い今までそういったことはありませんでしたが、やはりごくまれにこういった写真は撮れてしまいます。
3つの事例とも、SDカードの方だけ壊れた画像がありましたので、SDカードに原因があるんでしょうかね。
こういった壊れた画像ファイルは滅多にあるものでありませんが、増えると怖いですね。なるべくこまめに画像確認をしながら撮っていきたいと思います。