連写で助かることが多いです。
自分はボディビルの大会のページを作っている関係上、順位と選手紹介のページも作っております。ご訪問くださった方もいらっしゃると思いますが、こういった感じで順位や名前の下に選手の写真を掲載しています。
ここに掲載する選手の写真なのですが、自分としてはやはりその人の一番かっこいい姿を載せたいと思っています。
大会を一日中撮っていれば1人の選手に対して何枚か選択肢があるのですが、人によって撮れている枚数が違います。
決勝まで残れば一番最初から決勝・表彰式までずっと登場していますから枚数もそれだけ多いです。ですが、ピックアップで消えてしまうとその選手はピックアップの時だけしか写真がありません。ですから取れていても6-7枚ぐらいの枚数になってしまいます。
それで表情やポーズの良い写真があれば良いのですが、偶然にもどれもあまりよく撮れていない人も時々いらっしゃいます。
もちろんその人が悪いのではなくカメラのシャッターを切った瞬間の運の良し悪しによります。
一番ありがちなのが目をつぶっている写真です。あるいは目をつぶっていないものの目をつぶりかけの変な表情の写真になっている場合、あるいは表情が決まっているのにポーズが決まった瞬間ではなくて入る途中であるとか次のポーズに移行するポーズになってしまっているとか、大半の表情がマスキュラーになっている選手もいらっしゃいます。
マスキュラーの表情といえばこの業界の人は分かるかも知れませんが絶叫したような表情です。
これは相澤隼人選手のマスキュラーの表情です。
もちろんそういった表情もその人の真実なのですが、編集といった面から見ればその人を1枚の写真だけで紹介する画面に使いたい写真はやはり顔がはっきりとわかる写真がいいですね。できれば気合の入った顔か笑顔が最高です。
ですからなるべく全員が登場するピックアップに関しては連写で来るようにしています。今のカメラですとシャッターを押しっぱなしで1秒間に3枚取れます。
人間は0.2秒ぐらい違っても違った表情になっていますから、3枚あれば1枚が目をつぶっていても他は目をあけている写真になっています。
下の4組の写真はそれぞれ0.3秒違いの写真ですが、目をあけていたりつぶっていたりと表情が微妙に違いますね。
どの場面も良い写真の方を残してもう一枚は消すという感じで整理しています。



また、会場内で記念写真を撮る際に、仮に自分が撮る係になった場合は、はいチーズで1枚だけ撮るよりもできれば3枚か4枚同じ場面をとっておく方が良いと思います。
前述したように1枚だけでしたら誰かが目をつぶっている写真が撮れてしまう可能性が結構高いので、その予備のような感じですね。不要でしたら後で消せば良いのですから、その瞬間は良い画面を確実に残しておきたいものですね。
そういうことで何人かの人が一緒に写る写真は自分は必ず何枚も撮るようにしています。それで助かったと思ったことも結構あります。